トリマーとは?

ペットトリマー:動物が好きな人であれば、一度はなってみたい職業であるトリマー、実際何をするのかというと、主に犬の毛を刈りそろえたり、身だしなみを整えることにあります。

一般的に「トリマー」として認知されている職業ではありますが、正式名称はグルーマーと呼ばれており、仕事の一つにペットの毛をトリミングすることが中心だから、トリマーと呼ばれているようです。

一見、ペットと触れ合いながら仕事をするので楽しくてやりがいがある仕事だと思われがちですが、実はトリマーにも職業病というものがあり、常に立ち仕事となるため、椎間板ヘルニアなどの腰を痛めることがあるそうです。

また、シャンプーや薬品を取り扱うため手が荒れることなんてしょっちゅうですし、しつけの行き届いていないペットであれば、犬などに噛み付かれることなんてことも・・・

また、人や動物などの毛を扱う職業にありがちなこととして、給料が一般に比べても安く、休みも少ないのが欠点です。
ですので、本当に動物が好きでなければ、なかなか勤まらない職業だとも言えるでしょう。

トリマーまめ知識

結婚であったり、労働条件が過酷なため。

ただし、犬の美容師さんということもあり、美的センスを問われる職業でもあり、やりがいとしては十分にあります。
ペットを飼い主の要望通りにトリミングできたときの達成感は、何事にも代えがたいものがあります。

トリマーになるには

トリマーになるための一番の近道は、トリマー養成学校に入るのが一般的で、卒業試験に受かれば、後述のトリマー資格C級資格を取得することができます。

国家資格などの試験はありませんが、一般社団法人JKC(ジャパンケネルクラブ)が運営しているトリマー資格であれば、業界の中での認知度が高く、技術と経験のレベルによって「C級」「B級」「A級」「教士」「師範」という5つの公認トリマー資格があります。

試験を受けるためには、年齢満18歳以上で2年間以上のJKC会員歴が必要となっています。